【園生活】第39回卒園式

第39回愛信保育園卒園式ご挨拶       2018年3月17日(土)                              愛信保育園 園長 曺誉戸

じゃんぼ組の皆さん、卒園おめでとう。                                   皆さんは大切にしている宝物ってありますか?                                     一人ひとり大切なものってあるでしょう。どんなものかな?きっと素敵なものでしょうね。                                    ところで目に見えない宝物もあるって知っていますか?                          たくさん遊んで楽しかったこと、ケンカして悔しかったこと、仲直りしたこと、泣いたり笑ったり、お友だちや周りの人たちにやさしくしてもらって嬉しかったこと等々…気持ちって目に見えないけれど、とても大切です。                        皆さんは小さな子やお友だちにとてもやさしくしてくれました。お別れ会の時、じゃんぼ組が卒園するのが寂しくて、とっき組のお友だちが泣いていました。                               朝、お母さんと離れるのが寂しくて泣いているお友だちに、「一緒に遊ぼう!」「かけっこしよう!」とすぐに声をかけ、そのお友だちが好きな遊びに誘っていましたね。「泣いている~」と意地悪を言ったり、知らん顔するのではなく、やさしく声をかけたり、そばでじっと見守っていました。どんな時でもお友だちを受け入れるやさしい心や、泣いていても気持ちを切りかえられる強い心は、ここにいる一人ひとりの大切な宝物です。                                              目に見えない宝物をたくさんもっている皆さんだから、どんなことがあっても大丈夫。自信をもってピカピカの1年生になってください。愛信保育園のお友だち、先生たちみんなで応援しています。

保護者の皆様、ご卒園おめでとうございます。

愛信保育園では一人ひとりの“自分らしさ”を認め、ありのままを受け入れることを大切にしています。人は自分と違うもの…姿、肌の色、言葉、民族や文化、考え方等に壁を作りがちですが、今年のじゃんぼ組の子どもたちはその壁を見事にこわし、違いの豊かさを示してくれました。受け入れ、受け入れられる関係の中で「自分らしさ」を存分に発揮してくれたと思います。小さな子どもたちや困っているお友だちに自然体で接する姿は本当に素敵でした。                                       これからだんだん社会が広がっていく中で、様々な人や出来事との出会いがあります。あるがままを受け入れ、他者との間に壁をつくらない子どもたちの世界が豊かに広がっていくと信じています。                                          私たちもまた、子どもたちの世界が広がっていくような保育に励みたいと思います。

最後になりましたが、日々仕事や家庭のことで忙しい中、雨の日も風の日も園までの送迎等、本当にお疲れ様でした。                                     卒園までのこの間、配慮が足りなかったことや至らない点が多々あったかと思いますが、保護者の皆様のご理解とご協力に感謝し卒園の挨拶とさせていただきます。

 

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園庭の「うすらうめ」がきれいに咲いています。

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